Portfolio / Human-Computer Interaction

大岡 凌

Ryo Ooka

ヒューマンコンピュータインタラクションの分野で博士後期課程に所属.幼少期からものづくりが好きであり,経験に裏打ちされた実装⼒を持つ.コロナ禍にはWebデザインでフリーランス活動を行なっていた.また,東北⼤学⼯学教育院のアントレ教育プログラム「国際戦略リーダー講座」に 7年間在籍し,企業財務分析の講義も担当.趣味はディズニーパークの散策.

Institution
東北大学 大学院情報科学研究科 インタラクティブコンテンツ研究室
Research Topic
Human-Computer Interaction (Robotics,Spatial interface,Smart furniture, Shape-changing interface), Web Design (Webサイトデザイン,LPデザイン,ロゴデザイン,ポスターデザイン), Business (財務諸表分析, 新規事業提案)
Contact
ryo.ooka[at]dc.tohoku.ac.jp

Works

Works

研究プロジェクト,デザイン制作,事業化・ビジネス関連の活動をカテゴリ別に整理しています.

ロボティクスやディスプレイへの関心から,ロボティックディスプレイに関する研究を行う.またロボティクスを通じたパブリックスペースやワークスペースでのインタラクションにも興味があり,柔らかさや形状が変化するインタフェースを開発している.さらにHCI分野の研究を横断的に行なっており,身体感覚を伴うVR体験やAIを用いた実生活に活用できるデバイスの開発も行う.

Projects

柔らかさを動的に制御可能な座面デバイス teaser

WISS 2025 / Shape-changing Interface / Smart Furniture

柔らかさを動的に制御可能な座面デバイス

目的や用途によって異なる椅子の座面の柔らかさを,同一の椅子で動的に変化させるデバイス.ポリスチレンビーズを充填した密閉バッグの内部空気圧を真空ポンプで制御し,ジャミング転移現象により柔らかさを変化させる.デスクワークにおける集中・リラックス支援など,作業状態に応じた着座体験の変化を検討した.

公共空間におけるロボットディスプレイの物理的動作が通行人とのインタラクションに与える影響 teaser

Master Thesis / JSPS DC1 / Robotic Display

公共空間におけるロボットディスプレイの物理的動作が通行人とのインタラクションに与える影響

公共空間で自律移動しながら情報を提示するロボットディスプレイが,通行人の注意やエンゲージメントにどのような影響を与えるかを検討した研究.in-the-wild環境でのフィールド実験を通して,既存の固定型ディスプレイとは異なる物理的な動きの効果を調査した.ジャーナル投稿中のため,詳細は後日公開予定.

自走式フレキシブルスクリーン・プロジェクタ連携によるインタラクティブな映像提示環境の構築 teaser

Bachelor Thesis / Spatial Interface / Robotic Display

自走式フレキシブルスクリーン・プロジェクタ連携によるインタラクティブな映像提示環境の構築

作業空間の再構築に合わせて,ディスプレイのサイズ・位置・高さを可変にする映像提示環境を構築・提案.伸縮可能なロールスクリーンを全方位ロボットに搭載し,上下昇降機構と可動式プロジェクタを連携させることで,ユーザの作業形態に応じた柔軟な映像提示を可能にした.システムの技術評価と,柔軟な映像提示環境の応用可能性を検討した.

手んぷら teaser

IVRC 2022 / VR / Haptics

手んぷら

自身の手を油に入れて揚げものにする非現実体験を提供するVR作品.HMDを通して,揚げていくにつれ自身の手がきつね色へ変化していく映像を提示し,それに同期した触覚刺激によって,手が油の中で揚げられている感覚を疑似的に表現.触覚提示デバイスは発泡スチロールを満たした鍋型デバイスの振動の振幅を変化させることにより,時間で変化する油の跳ね方の変化を表現.

ハラショーな鷹匠 teaser

IVRC 2023 / VR / Haptics

ハラショーな鷹匠

実際の鷹匠体験を疑似体験できるルームスケールVRコンテンツ.体験者はHMDを装着し,独自のハンドヘルドデバイスを通じて,鷹が手に留まっているような重さと圧力を感じる.鷹が飛び去る場面では重さと圧力が消え,風力装置によって羽ばたきに伴う風も提示することで,触覚を伴うリアリティある鷹匠体験を設計した.

Whose Pocket Am I In teaser

UBISS Workshop / Ubiquitous Computing / Hackathon

Whose Pocket Am I In

Norwayで開催されたUBISSの6日間のワークショップ(WORKSHOP A)において,ハッカソン形式で制作・発表したアプリケーション.AWAREフレームワークを使い,歩行動作をそのままスマートフォンの解除キーに使うことで,自然でアンビエントなセキュリティ保護を目指したシステム.

Re:call Pocket ― 「この人,誰だっけ」を無くす,ポケットAIアシスタントの設計と市場調査 teaser

GAP-Fund Pre-BIP / AI Assistant / Market Research

Re:call Pocket ― 「この人,誰だっけ」を無くす,ポケットAIアシスタントの設計と市場調査

対外的な場で顔と名前を思い出すことに困難を感じる人に向けた,胸ポケットサイズのマイク内蔵デバイスとスマートフォンアプリの構想.音声・予定・メール署名などの個人メタデータを用いて人物名や会話履歴を推定し,自然なコミュニケーションを支援することを目指す.GAP-Fund Pre-BIPに採択され,50万円の支援を受けて試作・ユーザスタディ・市場調査を進めた.

Publications

  1. 大岡凌,藤田和之,中本葉奈,横須賀佑介,北村喜文.2025.柔らかさを動的に制御可能な座面デバイス.WISS 2025 デモ発表. [WISS]
  2. 大岡凌,板倉晃平,米澤晴,田中雄大,木村聡紀,松井遼太郎.手んぷら.第27回日本バーチャルリアリティ学会大会 / IVRC 2022. [VR学会]
  3. 王宇卉,池田徹志,阿部真成斗,板倉晃平,大岡凌,滕宇軒.ハラショーな鷹匠.第28回日本バーチャルリアリティ学会大会 / IVRC 2023. [VR学会]
  4. 林雅子,吉田洋輝,大岡凌,鈴木竹洋.ヘッドマウントディスプレイを活用したメタバース国際協働学修:学生によるシステム評価の定量的分析,東北大学高度教養教育・学生支援機構紀要,第10号,pp.43-52 [紀要]

Experience

2025/4 – 2028/3

日本学術振興会 特別研究員 DC1

JSPSのDC1の採択課題「スマートシティにおける情報提示手法のためのロボットディスプレイに関する検討と提案」に取り組む.

2023/4 - 2028/3

東北大学人工知能エレクトロニクス卓越大学院プログラム AIE

*研究シーズの事業化,顧客発見,Deep Tech commercializationに関する研修のためUC Berkeleyに3週間滞在.

2025/4 - 2028/3

ASPIRE MWI参画

JST TopのためのASPIRE(課題名:「Mental Well-being Intelligence:人の心理的健康に関するデータ駆動的研究コミュニティ」)の参画学生.

2026/2 - 2026/3

UC Berkeley 3 weeks 研修

研究シーズの事業化,顧客発見,Deep Tech commercializationに関する研修のためUC Berkeleyに3週間滞在.

2025/12

WISS Student Volunteer

国内HCIコミュニティのワークショップにおける運営補助(配信業務).

2025/6

UBISS Workshop 参加

Norwayで開催されたUBISSの6日間のワークショップ(WORKSHOP A)に採択・修了.

2024 - 2025

CHI勉強会 幹事団

HCI分野のトップカンファレンスであるCHI論文を読み合う勉強会 CHI勉強会の幹事団として活動.

2025/4

CHI2025 シンポジウム 「触れる未来,創るHCIの世界」 学生委員

HCI分野のトップカンファレンスであるCHIが日本の横浜で開催されるにあたり,HCI分野の研究の重要性を高校生や市民にわかりやすく伝えるイベントを開催.約200人が参加した本イベントの学生委員として活動.

2023

CHI勉強会 学生ボランティア

HCI分野のトップカンファレンスであるCHI論文を読み合う勉強会 CHI勉強会の学生ボランティアとして活動.

Awards

2025

WISS 2025 対話発表賞(プログラム委員)

「柔らかさを動的に制御可能な座面デバイス」に対する受賞.プログラム委員からの対話発表賞は124件の発表のうち3件に与えられた.

2022

IVRC 2022 ワクワク賞

IVRC2022 Leapステージにて選ばれた,VR作品「手んぷら」に対する受賞.特別審査員の「ワクワクさん」から頂いた.

サイト作成の技術を活かし,コロナ禍よりデザイン作成から一貫して取り組むWeb designのフリーランスとして活動.HP作成,ロゴ,資料作成など,情報の構造と視覚表現をつなぐ制作に取り組んでいます.さらに,ビジネスやマーケティングへの関心も活かし,デザインを通したイベント全体の設計やプロダクト設計も行う.

Topics

コンテンツ販売 実践コーディング teaser

Web Design / Contents / Marketing

コンテンツ販売 実践コーディング

駆け出しのフリーランスのコーダー向けのコンテンツを販売.フリーランス初期は実績掲載できるものが少なく経験や学習が仕事の獲得に結びつかないという問題の解決に向け,実績掲載ができるWebデザインコンテンツを設計.SNSマーケティングやLINE Businessアカウントでのリピート販売の経路の設計,Slackを用いたコミュニティ運営など包括的に事業を行なった.

CHI 2025 シンポジウム teaser

Web Design / Event Website

CHI 2025 シンポジウム

HCI分野のトップカンファレンスであるCHIが日本の横浜で開催されるにあたり,HCI分野の研究の重要性を高校生や市民にわかりやすく伝えるイベントを開催.約200人が参加した本イベントの学生委員として活動.横浜市に配布されたポスターのデザインやWebサイトの作成をはじめとして,当日の案内看板やスライド,腕章などイベントの総合デザインを担当.情報構造,視認性,イベント告知に必要な導線を考慮してデザインした.加えて来場者の動線などイベントの体験設計も担当.

Works

Chat Runa様 ロゴ/バナー作成 image

Chat Runa様 ロゴ/バナー作成

ひまわりフェスティバル バナー image

ひまわりフェスティバル バナー

東北大学祭2020 グッズデザイン 付箋 image

東北大学祭2020 グッズデザイン 付箋

グッズデザイン コースター image

グッズデザイン コースター

HPデザイン image

HPデザイン

HPデザイン image

HPデザイン

ラジオ 宣伝用バナーデザイン image

ラジオ 宣伝用バナーデザイン

ラジオ ロゴデザイン image

ラジオ ロゴデザイン

HPデザイン image

HPデザイン

LPデザイン image

LPデザイン

大学学部1年次より,実企業の財務諸表を読み新規事業提案を行う,東北大学工学教育院が開講する「国際戦略リーダー講座」に所属.実際に大企業の経営層への事業提案を行い,講座のノウハウや活動をまとめた書籍も出版.近年ではより実践的な活動として,研究シーズの社会実装,顧客発見,事業化探索へと行動を移している.

Projects

国際戦略リーダー講座 teaser

Business / Strategy / Global Program

国際戦略リーダー講座

東北大学工学教育院が主催する毎週土曜日の課外講座.学部1年次である2019年より継続して取り組み,7年間受講した.株式会社が発行している財務諸表や株主総会説明資料などの公開資料を読み解き,革新的な新規事業提案を行う.本講座で1年間取り組む課題文は「ソフトバンクがアマゾンを事業規模で追い越すための提案をしてください」のような壮大かつ答えのない課題であり,この課題文に答えるような革新的な事業を考え,それを実現可能な形で説得力を持って提案するために各種財務指標を使う.

新規事業提案に関する書籍出版 teaser

Book / Publishing

新規事業提案に関する書籍出版

東北大学で開講され,10年にわたり学生たちに経営と戦略のスキルを教えてきた「国際戦略講座」の集大成となる本「GAFAMを超える新事業立案」の責任執筆著者を務めた.本書は「データを集め、分析し、説得力をもって提案する」その技術を学び,イノベーションを起こす力を育てる本格的な内容となっている.2023年度の課題「イオンがAmazonを超えるための事業提案をしてください」を軸に,この年度に行われた講義を元にした内容として,財務諸表の読み方,定性分析,デザイン思考といったビジネスや事業提案に不可欠なスキルを網羅.

国際戦略リーダー講座 財務諸表講義 teaser

Lecture / Business / Strategy

国際戦略リーダー講座 財務諸表講義

2021年度国際戦略リーダー講座において,受講生約40人に対し座学・演習・実践問題を含む9時間の講義を設計.主にPL(損益計算書),BS(貸借対照表)の講義を作成.さらに,Appleを対象企業にした3時間分の総合演習問題も作成.

超異分野学会「東北大学 国際戦略講座の取り組み」 ポスター発表 teaser

Poster / Business / Strategy

超異分野学会「東北大学 国際戦略講座の取り組み」 ポスター発表

東北大学で開講されている「国際戦略講座」で行われているアントレプレナーシップ教育の取り組みを,事業家や経営学の国内外の先生方との関係構築のために講座の取り組みを紹介するポスター発表を行なった.

GAPファンド Pre-BIP 採択 teaser

Gap Fund

GAPファンド Pre-BIP 採択

対外的な場で顔と名前を思い出すことに困難を感じる人に向けた,胸ポケットサイズのマイク内蔵デバイスとスマートフォンアプリ「Re:call Pocket ― 「この人,誰だっけ」を無くす,ポケットAIアシスタント」の設計と市場調査を行うプロジェクト.研究の商業化を目指すGapファンドに採択され,1年間50万円の資金援助を受けた.本プロジェクトは音声・予定・メール署名などの個人メタデータを用いて人物名や会話履歴を推定し,自然なコミュニケーションを支援することを目指したデバイスである.

MASP「本気で起業を目指す大学院生のための3週間海外研修プログラム」採択 teaser

Global Program / Seeds

MASP「本気で起業を目指す大学院生のための3週間海外研修プログラム」採択

東北大学工学部・工学教育院アントレプレナーシップ教育部門が主催した「本気で起業を目指す大学院生のための3週間海外研修プログラム」に採択され,2026年2月から3週間,世界的にトップのビジネススクールであるカリフォルニア大学のBerkeleyキャンパスにあるHaas Business Schoolに派遣された.デザイン思考をベースとするアントレプレナーシップ教育を受けつつ,顧客インタビューを通したニーズ開拓やビジネスモデルキャンバスの仮説検証を行った.

鹿島アントラーズへの事業提案 teaser

Business Presentation

鹿島アントラーズへの事業提案

鹿島アントラーズの新しいスタジアム建設にあたり,「スタジアムの建設地である茨城県の鹿行地域の地域貢献にもなるようなスタジアムの付加価値を作り上げる」という方針をもとに新規事業提案を行なった.現地視察として,鹿行地域に出向き,スタジアムを運営する鹿島アントラーズFCの経営層と意見交換,鹿行地域の内の1つの市である行方市長と会談.2ヶ月後に鹿島アントラーズFCの経営層の方や,経営権を持つメルカリの会長の前で新規事業提案を実際に行い,議論をした.

プレゼン型バラエティラジオ パーソナリティ teaser

Business / Strategy / Global Program

プレゼン型バラエティラジオ パーソナリティ

東北大学で面白い活動を行なっている学生をゲストとして招き,プレゼンする形で多くの人に紹介するラジオシリーズ「今夜もShow会していいですか」のパーソナリティの1人を務めた.

Works

2024年最終発表「富士の水」 image

2024年最終発表「富士の水」

国際戦略リーダー講座 2024 課題文「富士フイルムがAppleを超えるための事業提案をしてください」の最終発表.原価率の減少のため,利益率の高い化粧品事業に対して富士フイルムの持つ多くの特許を生かした事業を提案.

2023年最終発表「Carvify」 image

2023年最終発表「Carvify」

国際戦略リーダー講座 2023 中級コース課題文「TeslaやVolkswagenとは異なるHONDA独⾃の次の戦略を提案してください」の最終発表.エンジン技術を活かし,自動車の3Dプリンティングプラットフォーマーとなる提案.

2023年 初回講座 image

2023年 初回講座

国際戦略リーダー講座での2時間の初回講義として,「何を学ぶか,なぜ財務諸表に着目するか」を演習を通して学ぶ講座を設計.本講座の内容は書籍「GAFAMを超える新事業提案」の第1章に収録.

2022年最終発表「Next Frontier」(伊達者賞 受賞) image

2022年最終発表「Next Frontier」(伊達者賞 受賞)

国際戦略リーダー講座 2022 課題文「世界をリードするS&P500企業の興隆衰退や財務諸表を参考に,国際情勢をよく踏まえ,日本復活の礎となる新事業を提案してください。」の最終発表.ハードウェア市場として頭打ちになりつつあるVR市場に着目しより実用的な電子デバイスとそのプラットフォームをパッケージ化して提案.

2021年最終発表「Smart Vision」(最優秀賞 受賞) image

2021年最終発表「Smart Vision」(最優秀賞 受賞)

国際戦略リーダー講座 2021 課題文「2050年のあるべき姿を考え,日本の方向を変えるべく時価総額100兆円のポテンシャルを持つ新事業を提案してください.」の最終発表.未来のあるべき姿から逆算したコンタクトレンズ型ARデバイスを,技術やビジョンが最もフィットしていたBELMUDAに提案.当年度受講生約30人のうち,1人に与えられた最優秀賞を受賞.

アパレル企業への事業提案 image

アパレル企業への事業提案

アパレル事業において,世界に通用しサステイナブルな新規事業として,旅先で服をレンタルする新規事業を提案.実際に大手アパレル企業の経営層の前で事業提案を行う.詳細は非公開.

Publications

  1. 大岡凌,幸田涼詩,丸山衡平,本田渉,小林央,吉本壮汰,相場希衣子,青山敦,鈴木智博,亀井健矢.学生によるGAFAMを超える新事業提案:財務諸表の基礎から経営層への事業提案まで.Amazon出版,2024年11月.
  2. 大岡 凌,幸田 涼詩,剱地 悠斗,丸山 衡平.東北大学 国際戦略講座の取り組み.ポスター発表,超異分野学会2024 東京・関東大会,2024年3月8日〜9日.
  3. 大岡 凌,王 宇卉,北村 喜文.Re:call Pocket ― 「この人,誰だっけ」を無くす,ポケットAIアシスタントの設計と開発・顧客開拓.GAPファンド採択 Pre-BIP,東北大学 産学連携機構 スタートアップ事業化センター,2025年7月~2026年3月

Awards

2024

オープンバッジ取得 Global Strategy Course:Essential Level

2022

国際戦略講座 伊達者賞

2021

国際戦略講座 最優秀賞

2020

東北大学工学部 グローバル工学奨励賞